1月3日はアイスクリームの日!由来や歴史、楽しみ方を紹介します
アイスクリームの日は、日本アイスクリーム協会が制定した記念日で、アイスクリームの普及と消費拡大を目的としています。
アイスクリームの日の由来
アイスクリームの日は、1978年に日本アイスクリーム協会が制定しました。制定の理由は、以下の2つです。
- 1月3日は「いちご(1)・さん(3)」という語呂合わせから、「いちごミルク」という人気のアイスクリームフレーバーにちなんだ日として選ばれました。
- 1月は冬場でアイスクリームの消費量が低下する時期であるため、アイスクリームの需要を高めるために設けられました。
アイスクリームの歴史
アイスクリームは、世界各地で古くから作られていた氷菓の一種です。最も古い記録では、紀元前2000年頃に中国で氷と果物を混ぜたものが食べられていたとされます。その後、ペルシャやインド、ギリシャなどでも氷菓が発展しました。
ヨーロッパでは、中世になってから氷菓が伝わりました。特にフランスやイタリアでは、牛乳や卵などを加えて濃厚な氷菓を作り始めました。これが現代のアイスクリームの原型となります。
日本では、幕末の1860年に初めてアイスクリームが食べられました。当時は高級品であり、一般庶民には手が届きませんでした。明治時代になってからも、牛乳や卵などの原料が不足していたため、アイスクリームは珍しいものでした。
しかし、大正時代に入ると、牛乳や卵などの生産量が増えてきました。1923年には、「ブリック」と呼ばれるチョコレート・バニラ・ストロベリーの3色アイスが発売されました。これが日本初の工場製アイスクリームです。
戦後は、GHQによって牛乳や卵などが配給されるようになりました。これを利用して、多くのメーカーや店舗がアイスクリームを作り始めました。特に1952年に雪印乳業が発売した「ミルキー」という棒付きアイスは大ヒットしました。
その後も、カップやコーンなど様々な形状や容器でアイスクリームが販売されました。また、フレーバーやトッピングなども多様化しました。現在では、日本人の1人あたりのアイスクリーム消費量は約4.5kgとなっています。
アイスクリームの日の楽しみ方
アイスクリームの日には、様々な楽しみ方があります。以下にいくつかの例を紹介します。
- 自分の好きなアイスクリームを食べる。定番のフレーバーや新作のフレーバーなど、自分の好みに合わせて選びましょう。また、自分でアイスクリームを作ってみるのもおすすめです。
- 家族や友人とアイスクリームをシェアする。アイスクリームは一緒に食べるとさらに美味しく感じます。お互いに好きなフレーバーを交換したり、トッピングを追加したりして楽しみましょう。
- アイスクリームのイベントに参加する。日本アイスクリーム協会が主催する「アイスクリームフェスタ」や、「あいすくりーむ発祥記念イベント」など、アイスクリームの日には全国各地でイベントが開催されます1。無料でアイスクリームをもらったり、マスコットキャラクターと写真を撮ったりできます。
- アイスクリームに関する知識や雑学を学ぶ。アイスクリームには、歴史や文化、科学や健康など、様々な面白い話があります。インターネットや本などで調べてみましょう。また、子どもにも教えてあげると喜ばれるでしょう。
以上、1月3日のアイスクリームの日について教えました。アイスクリームは、美味しいだけでなく、楽しいものでもあります。この記事を参考にして、アイスクリームの日を楽しく過ごしてもらえたら幸いです。